innovet 次世代の獣医外科学教育を支える
実践型手術模型

手術模型「innovet」の紹介

Products

innovetは、動物の腹部手術のトレーニングのために開発した、手術模型です。ビーグル犬をモデルに、腹部を模倣したケースの中にシリコン製の臓器模型を容れています。

innovetの特徴

Features

全員が術者として体験できる、見学にとどまらない実践的な外科実習により、
従来の動物実習以上の教育効果を実現します。

ポイント01

様々な腹部手術に対応

肝臓

肝臓部分切除

胆嚢

胆嚢摘出術

皮膚

筋層・皮下・皮膚縫合

胃切開術・幽門形成術

小腸

腸切開・腸吻合術

卵巣・子宮

卵巣子宮摘出術

膀胱

膀胱切開術

脾臓

脾臓摘出術

獣医学コアカリキュラムに準拠した内容となっており、教育機関での活用に適しています。上記のような外科手術のトレーニングが可能です。

ポイント02

開腹手術の一連の流れを再現

切開

剥離

縫合

皮膚の3層構造(皮膚・皮下組織・筋層)を忠実に再現しており、実際の手術の流れに沿って、皮膚切開から剥離、開腹、閉創までの一連の手技を練習できます。

ポイント03

パーツごとに交換して繰り返し使用可能

臓器模型は交換式となっており、臓器ごとに取り替えることで繰り返し使用できます。

ポイント04

導入しやすいコスト設計

学生一人ひとりが使用できるよう、教育機関でも導入しやすいコスト設計となっています。臓器模型を安価に交換でき、継続的に活用できる高いコストパフォーマンスを実現しています。

対応手技

Operation scene

導入事例

Case study

  • 岐阜大学

  • 帯広畜産大学

日本国内の複数の獣医学系大学に導入
その他 研修、学会、セミナーなど、さまざまな学習の場で活用できます。

開発ストーリー

innovet

質の高い獣医療を未来へつなぎ、
人と動物が共存できる持続可能な社会を築く。

開発背景

たとえば人の医師を養成する医学部の教育では、卒業後も十分に臨床現場で研修を積み、個々の興味関心や得意な領域に応じて特定分野の手術を行う診療科に進みます。
その一方で臨床獣医師の場合、細分化した診療科がなく、すべての分野の外科的治療が求められており、手術手技の修得が不十分な状態で臨床現場において初めて手術を経験する場合も少なくありません。獣医学生が卒業後、獣医師として働くときの「獣医学の知識」と「臨床での経験」のギャップを在学中にすこしでも埋めるためにも、本プロジェクトが必要です。
本プロジェクトが達成できれば、さまざまな手術の手技を修得する目標が達成でき、獣医療の臨床現場では、初めて行う手術に対して、模型を使用し手術技術が身に付くまで繰り返し訓練することが可能となります。

開発者の想い

私は長年、小動物外科学実習を担当しています。この実習の目的は、手術技術を学ぶこととその心構えを身に付けることにあります。しかしながら、学部学生は座学と手術映像の視聴といった学習手段しかなく、目的達成に至っていないのが現状です。手術は、自身が執刀してはじめて気づく数々のテクニックとその心構えがあります。

私は、学生に少しでも多くこれらを経験してほしいという思いから、切開と縫合ができる腹部臓器模型を開発しました。この模型を用いることで、動物愛護の精神に即した新たな実践的獣医学教育が可能となり、わが国の小動物臨床がレベルアップされると確信しています。

渡邊一弘

北海道大学大学院獣医学研究科博士課程修了 / 獣医師 博士(獣医学)/ 岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科教授 / 岐阜大学大学院共同獣医学研究科主指導教員 / 岐阜大学応用生物科学部附属動物病院 外科診療科長

獣医学生の想い

獣医学の道に進んだ以上、獣医師として必要な知識も技術も、すべて妥協なく学びたいという思いがあります。
しかし、教科書を読みこみ、動画で手技を理解するだけでは、決して埋めることのできない溝があります。実際に手を動かしたときに伝わる感覚と、試行錯誤の経験です。
命を救う仕事を目指す以上、知識を得るだけではなく、自分の手で繰り返し練習し、確かな技術として身につけたいです。そのため、生体を使わずに学べる手術模型は学生にとって大きな価値があります。
倫理的葛藤なく実践的な練習ができることで、技術の習得に集中することができます。模型を用いた外科実習は、将来現場で求められる技術を身につけるためにも必要な教育だと思います。

酒井陽菜

岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科6年

寄せられた
応援メッセージ

動物実験などない世の中にする大きな意義のある事をしてくださり、ありがとうございます。
命を大切に思う獣医さんがこの日本に増えてくれると心強いです。

およそ25年前の卒業生です。
私が学生の頃にはなかった、とても良い試みだと思います。

動物愛と実技の質の確保を両立できる素晴らしい取り組みだと思います!頑張ってください。

3年前までお世話になっていた卒業生です。ちょうど自身、手術実習が減ってしまった年代にあたるので、この取り組みの実現を祈っています。

自分が医学生時代に、このような取り組みがあったら、苦しんだり、悲しむこともなかったのに・・・と切実に思います。

開業医師です。知識と技術の向上と取得は必須であり、今回のプロジェクトによりそれが担保されることでしょう。
個人の学びのペースや取り組み方法への多様性も期待できると思われます。

他大学の獣医学科に通う者です。
動物実験が嫌だからと獣医になることを諦める方がいなくなることを祈ってやみません。

将来的にはこのプロジェクトによる方法がスタンダードになって行くことを期待します。

innovetはクラウドファンディングを含む様々な支援により実現したプロジェクトです。
https://readyfor.jp/projects/gifuvet-skills

新着情報

News

  • 世界獣医師会大会2026(WVAC2026)でinnovetを展示します

    2026年4月21日から24日まで東京国際フォーラムで開催される世界獣医師会大会でinnovetを展示します。
    Next-Generation Veterinary Education− Simulation-Based Training in Japan Vet.Schools−

  • リーンローンチパッド全国大会2026で審査員賞を受賞しました

    2024/10/04に開催された大会予選において最優秀賞を獲得し、東海エリア代表として全国大会に出場しました。本プロジェクトの取り組みが高く評価され、審査員賞を受賞しました。

  • 大学生サイエンスフェスティバル2026@サイエンスワールド

    サイエンスワールド 岐阜県先端科学技術体験センター(岐阜県瑞浪市)で開催された大学生サイエンスフェスティバルに参加しました。小中学生を対象として、innovetで手術実習の体験をしてもらいました。
    https://www.sw-gifu.com/events/category/special/p8452/

  • AAVS2025でinnovetを世界初公開しました

    インドネシア(ガジャマダ大学)で開催されたThe 23rd Annual Meeting of the Asian Association of Veterinary Schools (AAVS)でinnovetを展示しました。ガジャマダ大学獣医学部にinnovetを寄付させて頂きました。

  • Tongaliビジネスプランコンテスト2025でOKB賞と海外チャレンジ賞を受賞しました

    2025年6月21日(土)に開催された「Tongaliビジネスプランコンテスト2025 決勝(ファイナル)」(主催:Tongaliプロジェクト)において、OKB賞および海外チャレンジ賞を受賞しました。海外チャレンジ賞の一環として、2025年11月にフィンランド・ヘルシンキで開催されたスタートアップイベント「Slush」に参加しました。

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